- プロから勧められた 銘柄を買っておけば安心
- 投資のプロに 預ければ安心
- 分散投資を した方がいい
残念ながら、
これらすべてが 間違いです。証券会社から勧められた
銘柄を買っておけば安心
証券会社はたしかに投資のプロですが、投資家が儲かるかどうかは彼らの利益に一切関係ないため、担当者が手数料を取りやすい投資商品を見繕っていることが多いです。
それ故に、勧める商品の大半は「上がる(投資家が儲かる)投資商品」ではなく「彼らが売りたい(手数料の高い)投資商品」となっています。あらゆる場合に言えることですが、金融業界では特に相手から積極的に勧められる商品に良いものはありません。
本当に良い投資商品はわざわざ宣伝しなくても、選ばれて勝手に売れていくからです。
投資のプロに
預ければ安心
金融の世界には「耳障りの良い」「簡単に儲かりそうな」話がそこら中に飛び交っています。しかし、残念ながらそういった話のほぼ全てが、裏があるか、もしくはその良さが長く続かないかのどちらかです。どんなに資料が綺麗にそれらしく作られていたとしても、肝心の投資先は明記されていなかったり、運用会社自体が潰れてしまったりすることもよくあります。
結局、自分の資産を守れるのは自分自身。自分の資産のことを、自分よりも真剣に考えてくれる人などいないのです。
分散投資を
した方が良い
この原理は、銀行などの機関投資家へは当てはまりますが、個人投資家の場合は必ずしもそうとは限りません。少額から少しずつ始めて行きたいと考えている場合はなおさらです。
分散投資をするということは、把握すべき対象が増えるということ。増えれば増えるほど、自分が「何に・なぜ」投資しているのかを管理するのはどうしても難しくなってしまいます。何をいつ買って、いつ手放すかを見極めるのが大切な投資において、そもそも「何を・なぜ」持っているのかが分からなくなってしまっては利益からどんどん遠ざかってしまいます。